★今日の雨もどこかで…
先日、大学の後輩の結婚式に行って来ました
後輩と言っても、ちっとも先輩らしいことはしたことがありません単なる遊び友達です
会場では、かなり久しぶりに会う同級生もちらほら
そこで、話題のひとつにあがったのは、○ちゃんという男の同級生のことでした
結婚式でするには相応しくない話題なんだけど、何度思い出しても素敵な出来事(この言葉も不適切かも…)だったので…
○ちゃんとは、お酒もタバコもやらず、筋トレが大好きで肉体美を誇りとしていた人です
彼はお風呂で頭を洗う時は、後ろを向き、反り返って洗うんだ〜と言っていて、「あり得ない」とびっくりしたもんだ
そんな彼は、脳腫瘍で去年亡くなりました…
もう、何年か闘病してたんだけど、正直そんなに仲良くはなかったので、知りませんでした
お通夜も突然知らせがきて(当たり前だけど)、その日が休みじゃなくて、斎場が私の家の近所じゃなかったら行かなかったかも…
でも、色んな偶然が重なって、お通夜に行きました。
そこに、最後まで彼と仲良くしていた同級生Kがいました。
Kの話によると、腫瘍は頭の真ん中にあり、取ることもできなかったんだって
○ちゃんのお父様は、大学病院の眼科医でとても偉い方で、その人脈を使い、色んな名医に手術をお願いしたの
その中には、テレビで「神の手」と呼ばれる人もいたそう。 でも、その先生にも「無理だ」と診断されてしまった。
それからは、どんどん体重が減り、あの肉体美は痩せ細り、メールの回数も、文字数も減り…
最後に 「もう、こんなすがたをみられたくないからこないでくれ」ってメールが来たそうです。
痩せてしまった自分をみられたくないから…
悲しすぎます…
そんな話を聞いた後、斎場からのアナウンス
「最後にお顔を見てあげてください」
「痩せちゃった○ちゃんを見たくない!」「でも、このまま会えないのはやだなぁ」と色々考えて、会いに行きました。
そしたらなんと○ちゃんなんです。体がパンパンに膨れてるから、あの頃のままの○ちゃんなんです
私はとても嬉しくて、「あの頃のままだ最後に会えてよかったよ〜」と声に出していいました。
すると、私の横に○ちゃんのお父様がいらして言いました。
「○は生きてるんですよ」
「??どうしてですか?」
「○の臓器は色々と移植しました。そして、角膜は私が移植しました。だから、今もどこかで生きてるんです」
「おとうさ〜ん」私は号泣
あぁ、素敵なことだ。移植をしたら、今日の雨も、街のイルミネーションも、好きな人の顔も○ちゃんと見てる誰かがいるんだ
何度思い出しても素敵な話です